毎朝6時(冬季は6時30分)から8時まで開かれている「昼神温泉朝市」。30年以上続く朝市には、宿泊客だけでなく、県内外からも朝市を目当てに観光客が訪れています。
農家が温泉に関わるために
昼神温泉の朝市が始まったのは平成元年頃だったと思います。ホテルや旅館ができて温泉街として賑やかになっていた時期でしたが、国道沿いにはまだまだ田畑が残っていました。そこで「これからは農家も温泉に関わろう」ということから農産物や加工品の販売「朝市」が始まったと聞いています。
60人以上の農家が参加
朝市を始めた当初は旅館の皆さんの理解が進まず「土付きの野菜を持ち込まれる」「旅館のお土産が売れなくなる」などの苦情もありましたよ(笑)。でも、朝市に訪れる人が増えるにつれてお互いの理解は進みました。平成7~10年頃には60人以上の農家が参加。夏には2000本、3000本という単位でとうもろこしを販売したこともありました。イベントでは会員総出で朝採りトウモロコシを茹でたり焼いたりと大忙しでしたね。
若い視点で新しい朝市へ
今は組合員の高齢化が進んでいますが、年間350日以上出店する方もいて、みなさん本当にお元気です。さらに、移住者の若い世代が組合員になってくれて活気が生まれています。SNSでの発信やイベント企画など、若い視点は新鮮ですね。今は、1月のもちつきとお汁粉のふるまい、5月の連休の子どもまつり、10月末のハロウィンと、年3回イベントを開催しています。
牛嶋さんは、国道に面した喫茶店「西田圃」の店主でもあります。同店は観光客が訪れるほか、地域の人たちの社交場としての役割も。曜日、時間を問わず様々な人が訪れ、店内では会話が弾みます。
- 西田圃
- 阿智村智里422-1
9時~16時
木曜定休