阿智村伍和は、もともと「伍和村」でした。
1875(明治8)年に5つの村、向関村、大鹿倉村、河内村、栗矢村、備中原村が合併して伍和村となり、1956年に阿智村になるまで約80年間続きました。
伍和には、広大な南アルプスを望める場所や懐かしさを感じる農風景、小さくも強く咲く座禅草や福寿草の群生地などの自然豊かな風景があります。
伍和地区では、「赤かぶ」「伍和きゅうり」「ナス」などの野菜が栽培されており、その風味豊かな味わいは地元だけでなく訪問者にも人気です。これらの野菜は、冷涼な気候と澄んだ水が育む独特の甘みと食感が特徴です。
この地域では、収穫祭や地元の祭礼といった伝統的な行事が行われ、地域住民同士の結びつきを大切にする文化が根付いています。特に手作りのお供え物や踊りなど、昔ながらの風習が色濃く残っています。
伍和地区の特産物には、地元産の野菜を使った漬物や、味噌などの加工品があります。これらはすべて地元の手作りで、自然の恵みを最大限に活かした味わいが特徴です。